DMを作成する方法とは? コツや無料で作成できるサイトやアプリも紹介

DMを作成する方法とは?
コツや無料で作成できるサイトやアプリも紹介

ターゲットを絞ったマーケティング手法として、さまざまな業種の企業でDMが利用されています。

DMを作成する方法には、大きく分けて「自社で作成する方法・業者に依頼する方法・クラウドソーシングを利用する方法」の3種類があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、特徴をふまえて自社に合った方法を選択することが大切です。

今回は、DMを作成する方法と作成する際のコツを解説し、DM作成に利用できるサイト・アプリを紹介します。DMを作成する予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

このページは株式会社メディアボックスの豊田昭によって書かれています。
ページ内容はお客様やコンサルタントさんとの協力によるテストやデータに基づくものです。

DMを作成する方法は3通り

DMを自社で作成する方法と、制作会社へ作成を依頼する方法、クラウドソーシングを利用する方法のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

1.自社で作成する

市販のソフトやアプリ、DMを作成できるサイトを使えば、専門のデザイナーが不在でも自社でDMは作成できます。無料で利用できるアプリやソフトもあるため、費用を抑えられ、デザインの追加や変更も簡単にできるのがメリットです。

ただし、自社でDMを作成する場合、すべての作業を自力で行わなければなりません。

文章やデザイン・写真・イラストなど、DMにはさまざまな要素があり、これらすべてをプロと同等に仕上げようとすると、時間や手間がかかります。また、作成中にプロからアドバイスをもらえないため、迷ったり悩んだりしても自社内で解決しなければなりません。

自社でのDM作成は、作成時間や作成するスキル、人手などに余裕がある場合におすすめです。

2.DMの制作会社へ依頼する

よりDMのクオリティを高めたいなら、DMの制作会社へDM作成を依頼してみてください。

費用はかかりますが、DM作成のすべてをプロに任せられるため、手間が省けるだけでなく、成果の出るDMを作成できます。

ただし、業者選びを間違うと、費用がかさむ・思ったような成果が出ないなどの可能性もあるため注意が必要です。依頼する際は複数社に見積もりを提出してもらい、費用面だけでなく、実績があるか、対応は迅速かなど、サービス面も考慮して最適な業者を選択してください。

3.クラウドソーシングを利用する

コストを抑え、柔軟に対応できるようにする方法として、クラウドソーシングを利用してDM作成する会社が増えています。

以前は自社作成かDMの制作会社に依頼する方法が主流でした。しかし、今では優秀な人材が低コストで利用できる環境が整ってきました。

具体的には以下のようなサイトがあります。

  • ランサーズ
  • クラウドワークス
  • ジョブハブ

デザインや校正、文書作成など細かく分けて依頼することで、コストを下げより安く、良いものを作成できる可能性が高くなります。

実際にDM作成で効果を上げている会社の特徴

実際に当社のお客様でDM・ニュースレターで効果を上げ続けている会社様は、以下内容のいくつかを行っています。

  • DMテストを続けている
  • 社長がDM作成に関わっている(大企業を除く)
  • DM制作会社は最初だけで2回目以降は自社内で作成している
  • 発送回数が増えるにつれ自社作成部分が増えている
  • ひな型などを利用しつつ自社独自の内容を増やしている
  • 自社で足りない部分だけクラウドソーシングしている

効果的なDMを作成する8つのコツ

効果的なDMを作成するためには、どのような点に注意すれば良いのか、知っておきたい8つのポイントを解説します。

DMテストを行う前提で作成する

DMを作成するときの一番大切なポイントは、DMテストを行う前提で、内容の異なる2種類のDMを用意することです。2種類のキャッチコピーを用意して、DMを作成してみてください。

通常、広告代理店やDM制作会社にDM作成を依頼すると、1種類のDMしか作成してもらえません。しかし、DMを作成するプロは、効果を正確に計るテストのためにDMを複数作成します。

DMテストを行わなければ、DMが成功しているのか失敗しているのかわかりません。効果がわからないDMは、単なる「バクチDM」で終わってしまう可能性もあります。

DMテストは、DM作成で押さえるべき大事な要素です。2回目、3回目のDM発送ができるよう予算を組んでおき、どのようなテストをすべきか検討します。

DMテストの詳しい内容は下記リンク先で解説しているので、併せてご確認ください。
90%以上の人が知らずに損をしているDMの真実 →
DMテストのポイント →

ターゲットを明確にする

DM作成前に、どのような顧客にDMを送るのかを明らかにしておくことも重要です。一般顧客向けのDMであれば年齢・性別・年収など、企業向けのDMであれば業界・企業規模・企業の抱える課題などを設定し、具体的にターゲットを決めておきます。

設定したターゲットのニーズに合わせて文章やデザインを決定すれば、DMの方向性がぶれないうえ、ターゲットに適さないDMを作成してしまうリスクを避けられます。

しかし、ターゲットを絞らず不特定多数に向けて作成したDMは、訴求内容が曖昧になり、DMの効果が薄くなってしまいかねません。

ターゲットを明確にしたうえで、ターゲットに合わせたDMを作成してみてください。

キャッチコピーを大きく表示する

どんなに良いDMを作っても、興味を持ってもらわなければDMは読まれません。

DMのなかでも顧客の目に真っ先に入る情報であるキャッチコピーは、DMを読んでもらうための重要な要素です。

設定したターゲットが関心を持ちそうなキャッチコピーを考え、目立つ場所に大きく配置することで、顧客の心をつかみやすくなります。

キャッチコピーは2種類作成し、毎回DMテストを繰り返すことをおすすめします。

顧客のメリットを丁寧に伝える

DMを読むことでどのようなメリットがあるのかを、顧客がイメージしやすいようにわかりやすく書くことも大事です。

メリットを提示する際は、DM内容にマッチした具体的な数字を入れることをおすすめします。数字を入れづらい商品・サービスの場合でも、アンケートをとるなどの工夫で数値を出し、反応率を上げた事例もあります。

また、顧客を主語にしてメリットを解説するのも効果的です。「○○で困っていませんか?」「○○になれます」など、顧客を主語にすると、よりDMの内容を身近に感じてもらえます。

わかりやすさを重視する

人はわからない言葉が3回続くと、読むのを止めてしまうといわれています。そのため、DMの内容を簡単に理解してもらうための工夫も必要です。

例えば、専門用語はわかりやすい言葉に置き換えてください。どうしても専門用語を使わなければならない場合は、必ずその前後で解説を加え、顧客の理解を助けることが大切です。ただし、DM内容に合致する専門家へ送る場合には、専門用語を適宜使用しても問題ありません。

また、「とても」「ものすごく」「たくさん」「みんなが」といった抽象的な言葉の使用も避けてください。抽象的な言葉は受け取り方によって内容が変わるため、多用すると商品やサービスのイメージが適切に伝わりません。

抽象的な言葉は絶対に使用禁止、というわけではありませんが、少なくともDMのメインであるキャッチコピーに使うのは避けるべきです。

また、一文を短くする・語句の繰り返しを避ける・文字を詰め込みすぎない・ターゲットに合ったフォントを使用するといった工夫も、わかりやすさにつながります。

レイアウトはZ型またはN型に配置する

空白は、読み手に読みやすい印象を与えます。情報を詰め込みすぎず、空白を適切に配置すれば、DMの反応率も上がります。絵や写真のない文字だけのDMであったとしても、空白を使って読みやすさを演出してみてください。

また、顧客の視線を意識して、要素をZ型またはN型で配置すると、顧客がより内容を理解しやすくなります。横文字のDMはZ型、縦書きのDMはN型のレイアウトを使用し、読みやすくなるような工夫が大切です。

写真や表・グラフを効果的に使う

文章で表現するよりも、視覚的に理解できる写真や表・グラフで表現するほうが情報を伝えやすい場合もあります。わかりにくいと感じた場合は、表やグラフにできないか、一度考えることが大事です。

視覚的な情報のなかでも写真は特に目を引きます。DMの内容や季節にあったものを選択することで、顧客にDMのイメージを伝えられます。

問い合わせや購入への誘導は最後に行う

冒頭でいきなり商品を売り込むと、顧客が離れてしまいかねません。DMの最終目的は商品やサービスを購入してもらうことにありますが、焦らずに商品やサービスの内容を説明したうえで、最後に購入へ誘導してください。

DMを無料でプロに見てもらう

DMが作成できたとしても「このDMで大丈夫なのだろうか……」と悩みや疑問は生じるものです。こういった悩みや疑問を、自社内で解決するのは困難です。

悩みや疑問を簡単に解決したいなら、DM作成のプロにDMを見てもらうのがおすすめです。プロに依頼すれば、蓄積されたデータや経験をもとに、DMの改善方法や、開封率・反応率を上げる方法をアドバイスしてもらえます。

プロに相談すると費用がかかるのでは、と思われるかもしれませんが、DM制作会社やDM発送代行会社のなかには、DMについて無料で相談を受け付けている会社もあります。

DM発送代行センターでは無料でDMのアドバイスを行っています。DMの効果を高めるためにも、サービス利用を検討してみてください。

DMを作成できるサイト・アプリ5選

DMを作成できるサイトやアプリには、さまざまな種類があります。そのなかから5種類を厳選し、特徴を紹介します。

POPKIT


出典:POPKIT

POPKITはテンプレートや素材を使用して簡単にDMを作成できるアプリです。全国のクリエイターが提供している5万点以上のPOP素材を利用でき、さまざまなデザインのDMを作成できます。

パソコン版では、日本語の文章を英語や中国語など8ヵ国語に翻訳してもらえるクラウド翻訳機能や、ミニサイズのPOPを作れる分割印刷機能などを利用できるのも魅力です。

基本的なプランには、気軽に試せるフリープランと月額550円のエンジョイプランの2種類があります。POPを複数人で管理しやすい法人・組織向けのプランもあるため、自社に合うプランを検討してください。

POPKIT →

Officeテンプレート


出典:Microsoft

Microsoft社が提供するOfficeのテンプレートを利用して、DMを作成する方法もあります。無料で利用できるテンプレートが2,000点以上用意されているため、DM内容にあったものを探してみてください。

Officeのソフトを導入している企業は多く、DM作成のために新たにソフトを購入する必要がないという点も魅力です。普段からOfficeを利用している方なら、操作も簡単にできます。

Officeテンプレート →

パワポン


出典:アスクル

PowerPoint®のテンプレートを多数そろえるパワポンは、簡単に本格的なDMを作成したい方におすすめのサイトです。

テンプレートはすべて無料で、テンプレートをダウンロードすれば、PowerPoint®で自由に編集できます。サイト内の絞り込み検索を利用して、DM内容のイメージに合ったものを選択してください。

パワポン →

PIXTA


出典:PIXTA

PIXTAでは、チラシやポスター、DMに利用できる950点以上のテンプレートを無料で利用できます。専用のデザインソフトを使用せず、ダウンロードしたテンプレートをPowerPoint®で編集するだけでプロ仕様のDMを作成可能です。

PIXTAでは写真素材も提供しているため、テンプレートと併せて写真の検索にも利用できます。

PIXTA →

カラープリント素材集


出典:富士フイルムビジネスイノベーション

FUJIFILMが提供するカラープリント素材集では、さまざまなジャンルのテンプレートが用意されています。テンプレートはすべて無料で利用でき、DM作成だけでなく日常業務に利用できるものもある点が特徴です。

サイト内にはデザインのポイントをまとめた小ワザ集もあるため、参考にしながらデザインすれば、より見やすいDMを作成できます。

カラープリント素材集 →

デザインデータ作成後はDM発送代行センターへ

DMのデザインデータが作成できれば、印刷・発送の作業を行います。印刷と発送を自社で行おうとすると、時間と労力がかかり、最悪の場合DMの品質を落としてしまいかねません。

そのため、DMの印刷と発送は、発送専門業者への委託がおすすめです。

DM発送代行センターでは、50通の小ロットから5万通の大ロットまで、幅広い部数のDM印刷・発送を承っています。

手作業で封入作業を行っているため、複雑な封入や複数パターンの封入も得意で、お客様のニーズに合わせたサービスを提供できます。印刷物を持ち込んでいただき、封入のみを委託することも可能です。

また、すべてのお客様に必ず専任担当者がつくため、作業状況の確認や急な内容変更の相談も気軽に行えます。進捗もメールで5回以上報告するため、安心して作業をお任せください。

まとめ

DMは内容を工夫することで、開封率や反応率を上げられます。DMは自社で作成する方法と委託する方法がありますが、それぞれの特徴をふまえて、自社に合った方法を選択してください。

DMを自社で作成する場合は、DM作成に便利なアプリやソフトの利用がおすすめです。ポイントを押さえれば、より効果的なDMを作成できます。

DM発送代行センターでは、DMの印刷・発送業務を承っています。見積もりは無料で行えるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

見積もり・お問い合わせはこちら
https://www.dm110.jp/form/price/

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