DM発送代行会社比較 おすすめ 7ポイント

このページではDM発送代行業者を探すための「判断基準」をまとめしました。
当社お客様からの貴重な意見を参考に作りました。DM発送担当者様の判断基準にしてください。

自社に合うDM発送代行会社を見つけるには判断基準が必要です。
経験者の判断基準を参考にして自社に合うDM発送代行会社を選ぶことをお勧めします。


チェックポイントの判断基準

当社に寄せられた2006年9月から現在までのお客さんの声 800件(自筆)と 当社DM発送担当者様が直接お客様との会話中に感じた疑問やお悩みを基に作成しています。

お客様の声 800件はここをクリック
お客様アンケート原文 1090件はここをクリック
お客様アンケート集計結果はここをクリック


DM発送代行業者 比較項目

「DM発送代行業者比較表」では以下7つの項目を比較します。

 比較しやすいようにチェックシートとチェック方法を作成しました。  ご利用ください。

1 DM発送件数にあう会社選び
2 DM発送担当者の作業負担
3 安全性(DMを全部発送する会社)
4 会社実績
5 信頼度
6 セキュリティー
7 売上アップに貢献できる会社
8 DM発送代行会社チェックシート


1 DM発送件数にあう会社

「1000通のDM発送を業者に依頼したが断られた」
「10パターンのDM発送を依頼したら断られた」
などのお話をよく聞きます。

DM発送代行会社は得意な発送件数があります。

DM発送作業には大きく3つに分かれます
・50通以上3万通まで
・5000通以上10万通まで
・3万通以上

   
   3万通未満、3万通以上の場合 図    
   

50通~3万通までが得意な会社

50通以上からDM発送を通常業務として行える会社はほとんどありません。
理由は手間と金額が合わないからです。
50通から行える会社は大掛かりな機械設備を持たず、自社ビルを持たず、
内職さん中心の手作業で行っている会社です。

5000通以上10万通までが得意な会社

手作業で行う場合と小さな機械で行う場合があります。
作業は主に内職さんやパートさんに行ってもらいます。
5000通からは小さな機械でも行える作業領域です。

3万通以上が得意な会社

大きな機械で行うDM発送作業が得意です。
機械を使う場合には準備作業が必要です。
少数のDMでも、作業準備は大量作業と同様になります。
そのため少部数の作業はコストが合わず苦手です。



2 発送担当者の作業負担

DM発送担当者様は通常の業務を行いながら、DM発送担当を行うことがほとんどです。
そしてDM発送作業には変更や小さなトラブルが良く発生します。
トラブル時に対応しなければいけないのがDM発送担当者です。

DM発送担当者の作業負担を減らすことが出来るDM発送代行会社を選ぶことが
思っているよりも重要になります。
DM発送担当者様にとって欠かせない条件が下記になります。


「しつこい営業電話や突然の訪問」
通常業務に加えDM発送業務をこなしているとても忙しいDM発送担当者さんです。
無駄な時間は使いたくないにも関わらず下記の状況をお客さんから聞いています。
・「他社さんと比べて当社は・・・・」
・「今回の案件決まりましたか」
・発送後「次回発送は頑張りますので・・・
・メールが頻繁にくる ・営業社員が突然訪問にくる
・DM発送以外の代行業務の電話がかかってくる
・その他

しつこい営業電話がかかってこない

比較サイトを利用すると営業電話が数十件かかってきます。
何度も「決まりましたか」の確認電話がかかってきます。
DM発送業界は、しつこい営業電話がかかってくると言われいます
当社お客さんの声でも下記に書かれています。

自筆のお客様の声 しつこい営業電話 2020/10/9

【対策方法】

見積もりをDM発送代行業者のホームページから申し込むときに対策をします。
申し込み欄の最後に「備考」などのテキストで書き込める場所に、下記例を入れてください。
備考欄がない会社は問い合わせがあると思ってもらったほうが良いと思います。

お願い
 必要がある場合は当社より連絡させて頂きます。
 連絡は不要ですので行わないでください。


「営業や兼任作業のない、専任担当者がつきますか?」
専任担当者とは
・いつ連絡しても連絡のつく人
・DM進行状況が把握できている人


「メールの返事は3時間以内に返信頂けますか?」
初めは見積の返事で判断してください。
翌日返信などの場合はトラブル時に問題になります。
メールでやり取りすることで「言った言わない」「時系列」が確認できます。


「進捗状況メールを5回以上連絡していますか?」
作業状況を把握できることはDM発送担当者様の負担を減らします。
進捗連絡には注文内容によりますが以下のものがあります。

進捗状況をメール連絡してくれるか?
その他にも作業内容により
・宛名ラベル修正
・印刷データのミス
・発送完了コピー送る
・返品物のデータ
・宛名データ削除


「DM内容の間違いは無料で指摘して頂けますか?」
完全な間違い探しをすることはできません。
しかし気づいたことを連絡してもらえる体制になっていることは大切です。
特に宛名データ間違い、DM内容についてです。
第3者が見ると思わぬミスが見つかることが良くあります。


「宛先不明などの返品物のデータ化は無料ですか?」
DMを発送し終えると一安心ですが、住所不明などで戻ってくDMがあります。
自社の顧客データ整理のためには必要な作業が発生します。
返品物の宛名がデータ化されているとDM発送担当者さんの作業負担が軽減されます。 見積もり時に確認してください。


「各種印刷から発送まで可能ですか?」
印刷物の輸送でのトラブルが増えています。

具体的には
・破損
・誤配(違う場所に配達)
・遅配(事故や天気、人的ミス)
・一部のみ届く(伝票ミスなど)

封入する印刷物と箱の間に隙間が無い場合、
運送途中で箱の角をぶつけたり、落としたりするとへこんでしまいます。
箱がへこむと中に入っている印刷物が折れ曲がったり、破れたりすることがあります。

そのため封入物の周りに新聞紙を丸めたりして封入物と箱の間に隙間を作ってください。

これらのミスを防ぐにはDM発送代行会社で印刷を任せることです。
配送トラブルを防ぐほかに印刷内容で気づいたことを指摘してもらえる場合もあります。


3 安全性

万が一、DM発送で失敗するとDM発送担当者に責任が追及されます。
担当者自身のミスでなくDM発送代行会社のミスでも責任を追及されることになります。

安全性を上げるためには下記項目で安全性アップできます。


発送証明はもらえますか?

DMを全て発送したか確認するためには、「発送伝票」のコピーをもらいます。
「発送伝票」は発送代行会社が発送物をヤマト運輸や佐川急便に渡すときにもらう引渡伝票のことです。

発送数を証明する発送証明書

発送伝票のコピーを確認するときには「会社名」「日付」、「印」、「数量」を必ず確認してください。


追跡調査はできますか(ヤマト運輸のみ)?

専門用語で「ひもつけ」という作業をしてくれる会社を選びます。
「ひもつけ」とは届け先とバーコードを関連付けて登録することです。

「ひもつけ」を行うことによりDMの追跡調査を行うことができます。
「ひもつけ」は現在ヤマト運輸のクロネコDM便(旧メール便)のみで可能です。

日本郵便と佐川急便のゆうメール便は追跡調査ができません。


印刷物の枚数を計数機でチェックしていますか?

お客様から送られてくる印刷物は荷物が到着したときに枚数を数えます。
もしここで枚数が少ない場合は直ちにDM発送担当者様に連絡する必要があります。
このチェック体制ができていないとDM発送日が延びることになります。

そのため到着後すぐに枚数チェックする必要があります。

DM発送代行専門会社ですか?

インターネットで集客できないDM発送代行会社の代わりに集客だけを行い、
DM発送代行会社に丸投げする会社があります。

このような会社に依頼した場合には料金の一部は集客した会社に支払われます。
また、集客した会社からDM発送を受注した会社は割安で受注しなければなりません。

仕事を直接受けるDM発送代行会社に直接依頼すれば
中抜きの会社が絡まないためトラブルも少なくなります。

連絡も直接取ることができ、トラブル時には大きな差になることがあります。

DM発送代行専門会社ではない会社で、DM発送の仕事をしている会社には下記のような会社があります。
1 上記のDM発送代行専門会社に該当しないDM発送代行会社
2 広告代理店
3 宅急便を扱う会社
4 印刷会社
5 価格比較サイト
6 他業界の会社で一部DM発送代行業務を行っている
7 運送業者

上記のDM発送代行会社分類の詳しい比較を行った下記ページもご覧ください。
DM発送代行会社の 比較・分類


4 会社実績

設立年数

会社沿革とともに見ることをお勧めします。
DM発送代行会社は歴史も古いので運送業にかかわって10年以上はほしいところです。
10年以上、主要運送会社と付き合いがあるDM発送会社
最低料金に近い発送価格で主要運送会社と取引している可能性が高い。


見分け方


帝国データバンク・東京商工リサーチに登録がある
(取引額が大きくなる時は内部留保金を問い合わせる)
評価点を見る(私が聞いた一部上場会社では帝国データバンク評価点51以上)
会社概要と会社沿革で 親会社を調べ、内容確認する。
会社概要がない場合には取引を考える。


一部上場会社との直接取引は何社ありますか?

DM発送代行業界は下請け構造なので一部上場会社との直接取引数は限られてきます。
一部上場会社と取引を行うには
 ・企業が決めた帝国データバンクや東京商工リサーチの評価点数を上回る
 ・監査が入るので対応ができる社内体制
などが必要な場合があります。
一部上場会社との直接取引が10社以上ある場合には信用があると考えられます。

   上場企業との直接取引は何社ありますか?


お客様との直接取引会社は何社ありますか?

お客様との直接取引がきちんとできるDM発送代行会社は限られてきます。
そのため直接取引件数が3000社を超えるDM発送代行専門会社はかなり信用できると考えられます。


昨年の社会貢献の金額は?

会社様により考え方はいろいろだと考えられますが、積極的に社会貢献を行っている会社は評価が高くなります。
最近は特に評価が高くなりつつあり、「年間の寄付額はいくらですか」との問い合わせが多くなっています。
それなりの金額を毎年寄付できていることが差別化になるようです。


5 信頼度

プライバシーマーク取得後 何年たちますか?

DM発送代行会社であればお客様の宛名データを扱いますので、プライバシーマークは重要です。
もし取得されていない会社であればDM発送代行専門会社か心配です。
通常プライバシーマーク取得している場合はホームページに下記のマークが表示されています。


   プライバシーマーク 7回更新


プライバシーマークは取得後2年ごとに再審査が行われます。
再審査に合格すると、プライバシーマーク番号の最後にある括弧で囲われている数字が1つ増えます。
例えば括弧の中に数字が「7」であれば6回の再審査に合格していることになります。

その会社がプライバシーマークを取得しているかは下記ページで判断できます。
プライバシーマーク取得業者検索ページ



個人情報漏えい保険に入っていますか?(金額)

DM発送には必ず宛名データが必要になります。
宛名データが会社の大切な顧客情報であれば慎重になります。

DM発送代行専門会社であればどこでも個人情報には注意を払っていますが、
万一のために個人情報漏洩保険に入っていることがお客様のためにも望ましいことです。

金額は取り扱う個人情報量によりますが、小さなDM発送代行会社でも
1億円くらいの保険は必要ではないかと考えます。


DM発送代行会社の下請け作業はありますか?

DM発送代行業界は下請け構造の業界です。
そのため下請けが多いDM発送代行会社も少なくありません。

下請けが多い会社は下請け構造になるため、お客様との直接取引の体制が
整っていないところが少なくありません。
そのためトラブルや変更があったときの対処が遅れがちになります。


6 セキュリティー

個人情報削除は米国国家安全保障局推奨方式ですか?

DMを発送するには大切な個人情報を一時的にDM発送代行会社に渡すことが必要です。
DM発送後に個人情報をどのように破棄するかが大切になります。
もしも完全に削除できずにパソコンに残っている場合は危険です。

そのため推奨されているのは、「米国国家安全保障局推奨方式」です。
「米国国家安全保障局推奨方式」は各クラスタ(記憶装置の内部)に乱数を2回書き込んだ後に、
0(ゼロ)で1回上書きして削除する方法です。

この方法を使うともしパソコンが盗難にあってもデータ復元が非常に難しくなります。
そのため顧客情報をただ削除するのではなく「米国国家安全保障局推奨方式」を使い安全を確保します。


宛名データ送信は専用システムを使用していますか?

インターネット上で顧客情報をやり取りする場合には危険が伴います。
そこで宛名データを安全にやり取りするために専用システムを使い安全性を向上しています。


防犯カメラは何台ですか?

セキュリティーで重要なことの一つは防犯カメラです。
24時間365日監視することで安全性が上がります。

防犯カメラは死角がないように設置する必要があります。
そのため小さなDM発送代行会社でも
屋外の4隅には必要です。


廃棄物処理

DM発送後、住所不明などの理由で持ち戻られてDMはどのような処理をされているか確認が必要です。 持ち戻り品(住所不明など)は個人情報が漏れないように専門業者に委託しているか確認します。 方法としては廃棄物処理業者との契約書などの確認を行います。


7 売上アップに貢献できる会社

大手出版社からのDM出版本はありますか?

DMに関する商業出版をして、重版を重ねている会社は魅力的です。
DMの分野で出版できる実力が認められている証拠になります。


専門家によるDM無料アドバイスは可能ですか?

DMで反応率を上げることはとても大変です。
成功したDMを同じ業界、同じ規模の会社に発送しても反応率が
全く変わることが普通に起こります。

理由は
・顧客層
・会社のキャラクター
・社長の年齢
・社風
・得意分野

等いろいろな要素がかみ合って会社ができているためです。
これらの複雑な内容を考えテストしなければ本当のことが分かりません。

反応率の良いDMも時代とともに変化しています。
昔の成功事例が今は通用しないこともよくあります。
DMテスト経験が豊富で、DMテストを継続しているDM発送代行会社は頼りになります。


10社以上のコンサル会社と協力してのDMテスト経験はありますか?

DM発送代行会社で多数の経営コンサルタント会社と協力しDMテストしている会社があります。
多くのテストデータを獲得することでアドバイスがより的確になります。
一番確実なアドバイスは理論ではなく現場の豊富な実例です。

DMを出す目的は最終的には利益を上げることになるはずです。
そのために、わずかなアドバイスで、大きな成果をあげることも少なくありません。

例えば「印刷する紙の色は・・・」「封入順は・・・・・」「封筒の大きさは・・・」など
作業に入るとどんどん疑問が出てきます。
多くの疑問や問題は、お客さんからの反応率や売り上げにかかわってきます。

実際の現場での生のデータをたくさん持っているDM発送会社と付き合うことが
売り上げをUPするコツです。

以上がDM発送代行業者比較チェック方法になります。

価格も重要ですが価格以外の部分が価格以上に差が出る可能性があります。



8 DM発送代行会社チェックシート

今まで説明した部分をまとめ、DM発送代行業者を選ぶ前提条件をまとめたチェックシートを作成しました。

利用方法
相見積もりを取りたい会社へダウンロードしたEXCELシートを送り返答をもらいます。
チェックシートの項目は御社の都合で変更ください。
・DM発送担当者の判断基準
・稟議書作成時の資料
・DM作成プロジェクトの資料
など自由にお使いください。

見本
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DM発送代行会社チェックシート ダウンロードはこちら

Download 競合比較チェックシート




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