DM発送代行業者(会社)の比較方法
質問
現在、DM発送代行会社を使い毎月7000通のDMを送っています。
当社では全国の自社の社員宛てにも送っているのですが、
毎回10%~15%が届きません。
理由を尋ねても「クロネコDM便の場合は調査方法がないので分からない」
との返事です。
最近、値段交渉した後、その届かない比率が増えました。
今は会社を変えたいと思いますが、良い会社の選び方を教えてください
回答
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【自社に合うDM発送代行会社を見つける方法】
DM発送代行会社比較 7つのポイント
到着したかどうかの問題は解決できます。
方法はヤマトクロネコDM便を使い「ひもつけ」
という作業をしてもらいます。
「ひもつけ」とは宛名とバーコードを関連付けすることです。
この作業はDM発送代行専門業者に依頼して下さい。
「ひもつけ」をするとヤマトのホームページから、
配達状況がリアルに確認できます。
発送が正しく行われているかどうかは、DM発送代行会社に
「クロネコDM便発送完了書」を出してもらえれば解決します。
「クロネコDM便発送完了書」とはヤマト運輸や佐川急便に
発送代行業者が荷物を引き渡す時にもらう受領書です。
これをスキャンしてもらい、メールに添付して
送ってもらえれば解決します。
実際に見積りを依頼するときに、
●クロネコDM便の追跡調査はできる?
●クロネコDM便発送時の伝票を出荷当日にスキャニングして
メール添付で送付できるか?
と問い合わせてください。
実際のヤマトクロネコDM便と、佐川急便のゆうメール便の受領書見本を
確認すべきところを下記ページに載せましたので参考にしてください。
http://www.dm110.jp/beginner.html
その他にもお客さんから聞いた「トラブル」に対しての
「解決方法」を以下にまとめました。参考にしてください。
トラブル例
●見積もりをお願いしたのだけれども、返事が次の日になった
見積が翌日になるということは、もしトラブルがあり至急連絡を
取りたい時にも、同じように翌日になる可能性があります。
●電話するたびに初めから話さなければならなかった
専任担当者がいない場合、進捗状態が分からないので、作業工程
ごとの作業員に聞く必要がああります。
作業がどこまで進んでいて、誰に聞けばよいのか分からないため
詳しく内容を聞く必要が出ます。
●電話すると「担当者は外出中です」と言われた。
営業マンが担当の場合、すべての仕事内容を把握している
のが営業マンだけという場合があります。
●仕事の途中経過が分からないので心配
作業の途中経過を報告するのは社内システムができていて
専任担当者がいないと途中報告は難しいのが現状です。
●「こんな小さな仕事に受けられない」と言われた
DM発送代行業界は大量のDM発送業務を請け負うことから
始まった業界なので、100件などの小ロットの対応ができない
会社もあります。
また受ける件数が大ロットでも小ロットでも作業工程は
変わらないのでDM発送業者は大きなロットを好みます。
●発送依頼中の会社が倒産してしまった
コロナなど大きな転換点ではDM発送代行業者も統合や
廃業・倒産が起こります。
DM発送代行業者のお客さんが無くなれば打撃を受けます。
コロナ渦の場合は展示会やイベント、セミナー、ホテル等の
お客様を主に抱えているDM発送代行業者は厳しい状態です。
●封入順を教えてほしかったのだが、教えてもらえなかった
DM発送代行業者の場合、コンサルタントではないので無責任な
ことを言えないため、返事が出せないのが普通です。
反対にデータに基づかない返事の場合は注意してください。
●発送時になって、追加料金を求められた
請求書発行時に別項目の請求が来る場合がある。
格安の場合は注意
●依頼したDMが全部発送されていないことが発覚した
価格競争が激しくなると、値引き競争が起こります。
運送会社との取引金額は専門業者であればほとんど
変わりません。
DM発送代行業者が価格を下げる方法は基本2つです。
・赤字での受注
・全部を発送しない
●返却されてきたDMを返してもらえなかった
戻ってきたDMを返すことができな場合は何らかの
理由があります。
返却はデータ(EXCEL)か返却物を送ってもらう
方法があります。
上記のようなトラブルは、前半にある「ひもつけ」と
「DM発送完了証明書」の件と合わせて、以下の3項目で多くが防げます。
1 信頼できるDMの専門業者で担当者を決めてもらえる会社を選ぶ
プライバシーマーク・個人情報漏洩保険に入っているか
過去の取引実績を確認する、
2 自社の発送数に合ったDM発送専門会社を選ぶ
手作業を中心の会社は3万件までが得意
機械封入が中心の会社は3万件以上が得意
3 DM発送代行を依頼後に変更が生じた場合、
すぐに対応してもらえるか、また印刷も同時に
依頼した場合、連絡がすぐにつかないと、
変更が間に合わなくなる可能性があります。
進捗状況を細かくメールしてもらえると安心できます。
実際には数社に見積りを出して検討してください。
発送経費は総合的にいくらになるかで判断してください。
相見積を取った場合、初めの提示金額と、話を進めていく過程で
大きく見積金額が下がる場合は注意が必要ではないかと思います。
また、印刷をDM発送代行会社で依頼しない場合にも注意が必要です。
トラブルは「印刷会社のミス」と「運送会社のトラブル」があり、
DM発送日の遅延や実質的な損害が起こる場合があります。
詳しくは 「印刷トラブル」ページを参考にしてください。
DMは発送することが目的ではなく、
売上・粗利を上げることが目的です。
御社に合った最適な会社を見つけてください。
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【自社に合うDM発送代行会社を見つける方法】
DM発送代行会社比較 7つのポイント
DM発送業者の比較7ポイントとチェック表ダウンロード
当社に寄せられた2006年9月からのお客さんの声626件(自筆)と 当社DM発送担当者様が直接お客様との会話中に感じた疑問やお悩みを基に作成しました。 チェックリスト方法をまとめました。・DM発送会社を比較
・稟議資料
・DM作成プロジェクトの資料
等ご自由に使用ください。
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