メールマガジンの反応率とDM
質問
新潟で100年以上キッチン関係の商品を販売しています。
もう7年以上、メールマガジンを使って集客をしてきたのですが、
ここ数年ものすごい勢いで反応率が落ちています。
実際には4%・5%あった反応率が、
今では0.1%をはるかに切った0.02%まで落ち込んでいます。
ここまで落ち込むとメールマガジンを出す気力もなくなり、
やめようかと考えています。
そこで今回はメールマガジンをやめて、DMに変更しようと考えました。
そこでこの判断についてご意見を頂ければと思いメールしました。
回答
そうですね、確かに大変な反応率ダウンですね。
私の周りでも同じ声を沢山聴きます。
また廃業された方、行方が分からなくなってしまった方もいます。
しかし、これをチャンスと見て売り上げを上げている方が
何人もいますので、安心してください。
まず本題の反応率についてですが、
私は皆さんと違った見方をしています。
それは今のメールマガジンの反応率が悪くなったのではなく、
適正値に近づいてきたのではないかということです。
DMでもFAXDMでも楽天でもヤフーショッピングでも、
初めは信じられないような反応率が出ていました。
こんな内容のDMでもいいのかな、
と思うようなものでもそうでしたし、
楽天やヤフーショッピングでは極端な話、
商品を掲載すれば売れてしまうという時期もありました。
しかし、その媒体(DM,FAXDM、楽天、ヤフーショッピングなど)
がだんだん世の中に知れ渡り、たくさんの人に浸透してくると、
どんどん反応率は悪くなっていきます。
知る人が増えて、その媒体に参加する人が増えれば
競争が激しくなり、反応率が落ち、利益率も下がってきます。
このようなことを考えると、メールマガジンの反応率が
以前は3%あった、4%あったのに今は0.1%なった、
0.02%になったといっても、それは成熟して適正値になったと
考えるのが普通ではないかと思います。
ここで、メールマガジンの反応率が昔に比べ
極端に悪くなったからといって、やめてしまうのではなく、
メールマガジンをやめる人が増えているので、
反対にチャンスだと考えるほうが良いのではないかと思います。
ただ、そうはいっても、現状の反応率では
商売が難しいよと思うのであれば、
やはり一度でも接触のあった人にメルマガではなく、
ダイレクトメールあるいはニュースレターを
送り続けることによって、ライバルに差をつけていくことができます。
メールマガジンで集めた名簿は、メールマガジンで
送らなければならないということではありません。
名簿は名簿ですので、媒体を変えてそれぞれの媒体に
反応する人を集めていくことが得策かと思います。
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